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春陽文庫
裏隠密発つ著者:大栗丹後発行所:春陽堂書店 発行日:1984年6月10日 第1刷発行 発行日:1997年6月20日 第16刷発行 ページ数:260 定価:486円 |
目次
第一話 情艶紀伊いろは谷・・・2
第二話 哀艶加賀百万石・・・83
第三話 競艶豊後ほとけ道・・・135
第四話 秘艶津軽雪舞い・・・201
「二条左近無生剣シリーズ」第1巻。
第13集に挟み込まれていた「春陽文庫版 大栗丹後作品案内」より。
「二条左近とは
年齢のころは二十歳を二つ
三つ超えて、細面に鼻梁高く、
太い眉と切れ長の眼というなかな
かの美男子で、酒と女に目がない
貴公子。旅絵師と賭け将棋を表の
生業に、その実『表柳生に裏二条』
といわれる”葵の裏隠密”として、
将軍家光の密命を帯びて各地に謎
を探る。その剣法は、必殺”鞍馬流
無生剣”。そして、連れ添う美女は
芸が看板の妖艶芸者おえんである。」
1982年9月に立風書房から刊行された『葵の裏隠密』の文庫化。
書名は異なるが、内容は同一。
2003年10月に学習研究社から春陽文庫を底本とした学研M文庫『情炎関八州路―葵の裏隠密 二条左近―』が刊行された。
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葵の裏隠密著者:大栗丹後発行所:立風書房 発行日:昭和57年9月1日 第1刷発行 ページ数:254 定価:850円 |
目次
一話 情艶紀伊いろは谷・・・5
二話 哀艶加賀百万石・・・83
三話 競艶豊後ほとけ道・・・133
四話 秘艶津軽雪舞い・・・197
上記、春陽堂文庫の親本。
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学研M文庫
情炎関八州路―葵の裏隠密 二条左近―著者:大栗丹後発行所:学習研究社 発行日:平成15年 2003年10月22日 初版発行 ページ数:326 定価:619円 |
1984年6月春陽堂書店刊『裏隠密発つ』「第一話 情艶紀伊いろは谷」他の改稿文庫化。
目次
第一話 冷え肌悲し上州館林・・・5
第二話 濡れ肌恨みの下総佐倉・・・148
第三話 人肌芳し武州川越・・・232
巻末に次の説明がある。
「本書の収録作品は春陽堂書店刊『二条左近無生剣』
シリーズを底本に大幅加筆・改稿されたものです。」
管理人の調べでは春陽堂書店刊「二条左近無生剣」シリーズの底本は次のとおり。
「第一話 冷え肌悲し上州館林」は、1984年6月春陽堂書店刊『裏隠密発つ』「第一話 情艶紀伊いろは谷」の加筆・改稿。
「第二話 濡れ肌恨みの下総佐倉」は、1987年11月春陽堂書店刊『裏隠密急く』「第十三話 虚艶佐倉白鷲」の加筆・改稿。
「第三話 人肌芳し武州川越」は、1992年6月春陽堂書店刊『裏隠密急吼ゆ』「第二十四話 清艶川越仮の宿」の加筆・改稿。