情炎関八州路―葵の裏隠密 二条左近―

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学研M文庫

情炎関八州路―葵の裏隠密 二条左近―

著者:大栗丹後
発行所:学習研究社
発行日:平成15年 2003年10月22日 初版発行
ページ数:326
定価:619円

目次
第一話 冷え肌悲し上州館林・・・5
第二話 濡れ肌恨みの下総佐倉・・・148
第三話 人肌芳し武州川越・・・232

 巻末に次の説明がある。
 「本書の収録作品は春陽堂書店刊『二条左近無生剣』
シリーズを底本に大幅加筆・改稿されたものです。」

 管理人の調べでは春陽堂書店刊「二条左近無生剣」シリーズの底本は次のとおり。
 「第一話 冷え肌悲し上州館林」は、1984年6月春陽堂書店刊『裏隠密発つ』「第一話 情艶紀伊いろは谷」の加筆・改稿。
「第二話 濡れ肌恨みの下総佐倉」は、1987年11月春陽堂書店刊『裏隠密急く』「第十三話 虚艶佐倉白鷲」の加筆・改稿。
「第三話 人肌芳し武州川越」は、1992年6月春陽堂書店刊『裏隠密急吼ゆ』「第二十四話 清艶川越仮の宿」の加筆・改稿。

 裏表紙より。
 「家康の六男・松平忠輝の落胤という身分を秘め
て、『賭け将棋と浮世絵師』を表看板に気儘
に江戸の巷で暮らす美形浪人・二条左近が、親代
わりの大久保彦左衛門の勧めで将軍家光に謁見し
た。従兄弟にあたる家光から直属の密使・葵の裏
隠密になることを依頼された左近は、妖艶なる
辰巳芸者のおえんをともない、将軍の密命を帯びて
各地を巡り、藩政に巣食う悪党どもを叩き斬る!」





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