なぜ疑問手か? なぜ疑問手か? 初段に挑戦する将棋シリーズ2

なぜ疑問手か?

著者:石田和雄
発行所:創元社
発行日:昭和55年6月10日 第1版第1刷
発行日:昭和58年3月20日 第1版第2刷

目次

第1章 序盤編
第2章 中盤編
第3章 終盤編


書評

 副書名に「イモ筋をプロ筋に!!」とあるように、まず、各局面での悪手を解説した後、
本筋を解説するというスタイルである。 
一見指してみたい手が悪手だったとか、なんの味付けもせずに攻めたら単調だったとか、
そういうことは将棋を指していてよくある事である。
序盤編は定跡形がほとんどで、中盤編では単調にならないような工夫の一手が解説されてある。
 終盤編は一手勝ちの次の一手という趣旨が強い。
序・中・終盤通して良い手と悪い手がひととおり学べて、読了後には筋が良くなったと実感できる組み立てになっている。

備考
初段に挑戦する将棋シリーズは1〜6のジャケット(カバー)に詰将棋が掲載されている。
7以降は掲載がなくなった。





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