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將棋必勝法 上編下編原作:渡瀬莊治郎講解:木見金次郎 印刷所:忠愛社 東京市 発行所:大阪屋號・斯文館 発行日:大正4年9月12日発行 ページ数:174 |
『將棋必勝法』は「必死圖式」のうち、必死28番、先手勝必死5番、必死逃れ3番の計36番と、
「詰將棊圖式」35番の合計71番を収めたものである。「必死図式」をまとめた嚆矢であり、こ
の『將棋必勝法』を抜きにして「必死」を語ることはできない。
たとえば、「必死 三番」は余必死があるものの、古今で頻繁に引用される図である。
また、「必死 六番」や「必死 十一番」等は、基本形として必ずと言っていいほど
引用される図である。
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將棋必勝法 上編下編原作:渡瀬莊治郎講解:木見金次郎 印刷所:高橋活版所 東京市 発行所:大阪屋號・斯文館 発行日:大正4年9月12日発行 発行日:大正5年7月25日4版発行 ページ数:174 |
印刷所が異なる。
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將棋必勝法 上編下編原作:渡瀬莊治郎講解:木見金次郎 印刷所:高橋活版所 東京市 発行所:大阪屋號・斯文館 発行日:大正4年9月12日発行 発行日:大正10年10月1日8版発行 ページ数:174 定価:1円 |
袋入りの状態。
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將棋必勝法 上下原作:渡瀬莊治郎講解:木見金次郎 印刷者:堀越 幸 大阪市 発行所:文進堂書店・斯文館書店 発行日:大正4年9月12日発行 発行日:大正13年10月1日11版 ページ数:174 |
題簽が「上編下編」から「上下」になる。発行所も異なる。印刷所東京市から印刷者大阪市となる。
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將棋必勝法 全原作:渡瀬莊治郎講解:木見金次郎 印刷者:堀越 幸 大阪市 発行所:文進堂書店・斯文館書店 発行日:大正4年9月12日発行 発行日:昭和2年2月25日12版 ページ数:174 |
版を重ねると12版から「上下」が「全」1冊になるのである。
「必死 十八番」は攻方31銀が玉方31銀の誤りになっている。
「必死 二十八番」は攻方36金が脱落している。
版を重ねれば通常誤りは訂正され、良い方向に改訂される。何故、悪くなっているのか
理解に苦しむが、1冊にまとめる際に不備が生じたと推測される。
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將棋必勝法 全原作:渡瀬莊治郎講解:木見金次郎 印刷者:堀越 幸 大阪市 発行所:文進堂書店・斯文館書店 発行日:大正4年9月12日発行 発行日:昭和3年1月5日13版 ページ数:174 |
13版になっても、12版の誤りは訂正されていない。