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新案定石圍碁獨習新法著者:高濱寅三郎発行所:廣文堂 発行日:明治31年6月25日 発行 発行日:明治31年9月20日 再版 ページ数:186 |
高濱寅三郎は、高濱作藏の別名である。阪田三吉の後援者であり、
阪田三吉が上京する際に大阪から付き添った。「銀が泣いている」の
セリフで知られる対局に同行したのである。一部の書籍には阪田の弟
子との記述も見られる。文盲であった阪田の片腕となって書籍の執筆
に貢献したことでも知られている。
序文を、藤澤南岳が執筆している。藤澤南岳は、通天閣の命名者で
あり、将棋小説で有名な藤澤桓夫の祖父である。