近世人物夜話

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近世人物夜話

著者:森 銑三
発行所:東京美術
発行日:昭和43年9月30日 発行
ページ数:252
定価:700円

 収録話中、「将棋さし立雪」が将棋に関連。
 あらすじは次のとおり。
 天野宗歩と相弟子の立雪は将棋は強かったが素行が悪く、師家を追われて名古屋に行きついた。
そこで、宗桂門下だった宇兵衛が賭け将棋をしていたのを立雪が「通し」で妨害する。

 依田学海が幸田露伴から聴いた話との由。しかし、幸田露伴はこの話を自著に収めていない。
著者の森 銑三は疑問点があると承知している。
 立雪は柳雪とも考えられるが、天野宗歩と相弟子とあるのが疑問である。


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